車に乗るなら購入とリースのどちらを選ぶべき？

車は車両代だけではない維持費がある

車を乗るためにかかる費用は、車両代だけではなく、メンテナンス費用などの維持費が必要になります。定期的なメンテナンスでは、オイル交換やタイヤ交換を含め、さまざまな費用がかかるのです。
マイカーを購入して便利な生活をしても、車検代などのまとまった金額の維持費が負担になるでしょう。リースの場合は、車両代から維持費もすべて含めて定額料金を決めるため、月々の支払いだけで済みます。

購入する時にかかる初期費用は高額

車を購入する時には様々な手続きが必要になるため、まとまった初期費用が必要になります。車両代の頭金、自賠責保険料や自動車に関わる税金など、費用だけはなく必要書類を用意しなければなりません。
車庫証明を自分で取る場合は、2回警察署に足を運ばなければならず、代行に依頼すれば費用がかさみます。印紙代からナンバープレート取得費用なども含むと、購入時には初期費用が高くなってしまうでしょう。リースの場合は、まとまったお金がなくても初期費用も含まれた料金プランなので、費用に不安がある方でも安心して車に乗れるのです。

購入は汚れや走行距離などを気にせず乗れる

小さな子どもがいる場合や、ドライブ好きで遠出をすることが多いなら、購入する方がメリットを感じられるでしょう。汚しても支払いに影響があるわけではなく、好きなだけドライブを楽しみことができるからです。また、車を好みに合わせてカスタマイズすることもできるため、車好きの方には購入する方がメリットを感じやすいかもしれません。

リースは定額料金で車の費用をまとめて管理できる

まとまったお金がなくても、リーズナブルな定額料金で車に乗りたい方には、リースの方がメリットを多く感じるでしょう。リーズナブルなだけではなく、車の維持費なども含めまとめて管理ができるメリットもあるからです。
車を乗っている間も、燃料代や駐車代はかかりますが、その他メンテナンスなどの追加費用はかかりません。カーシェアやレンタカーよりも便利にカーライフを楽しむことができるのは、リースならではの魅力でしょう。さまざまなオプションや特典なども多く、豊富な車種から新車を選ぶこともできるのです。

7年分の自動車税がかかる

車を購入した場合、基本費用として自動車税が別途必要になります。毎年支払い通知書が届き、支払いをしなければなりません。支払いが滞ってしまうと車検を出す
ことができなくなるため、別途支払う必要があるのです。 車種にもよりますが、軽自動車でも合計すると7～8万円程度かかるでしょう。リースの場合は定額料金にすべて含まれているため、別途支払う基本費用はありません。

車検代は2回分必要になる

通常の乗用車だと、車検は2年に1回する必要があります。そのため、7年間でかかる車検代は2回分あるため、費用としては10万円以上かかることになるでしょう。基本費用として欠かせない車検代は、リースでは毎月の支払いの中に含まれているため、2年おきにお金を用意する必要がありません。意外と家計を圧迫する車検代の準備がないのも、気持ち的に大きなメリットがあるでしょう。

オイル交換などのメンテナンス費用がある

車は定期的なオイル交換などのメンテナンスが必要で、それにかかる費用は必要経費になります。年に2回はオイル交換を行うのが基本なため、7年間に約14回のオイル交換が必要になるでしょう。
オイルは品物によって金額は異なりますが、比較的安いオイルをガソリンスタンドで交換する場合、3,000円程度の費用がかかります。7年間だと4万円ほどの基本費用がかかりますが、リースの場合はオイル交換代やメンテナンス費用も定額料金に含まれており、別途追加の費用はかかりません。